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長谷川 真理子
恋人選びの心―性淘汰と人間性の進化 (1)
内容は文句なしにスバラシイ.こんなに明晰で,ユーモアに溢れ,ためになる本は,そうザラにあるものではない(おそらく長谷川真理子さんの訳もよい).著者は抜群に観察力が優れ,かつ,非常にバランスの取れた視点をもっていて,ヒトの進化に関する多くの錯綜した事実を総合している.この点で,例えば S. Pinker の『心の仕組み (上, 中, 下)』のような,かなり一面的な心と言語の進化の理論に対する一種の解毒剤として有効であると思われる.この本にはタダ一つだけ,非常に奇妙な「玉に瑕」的欠陥がある.それは I, II 巻の分冊なのに,I 巻の原註が II 巻の最後にしかないのだ!!! これは明らかに理不尽だ.いったい何のために二分冊にしたんですか???
ヒトの心理的な特徴を性淘汰の観点から論じた本.長谷川眞理子先生の訳も良いです. |
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